ふだんあまり聞きなれない楽器「カリンバ」とは〜
親指ピアノとも呼ばれ、
一見難しそうにみえても童謡など簡単な曲はすぐに弾ける楽器です。
小型楽器なので〜いつでもどこでも弾ける手軽さ、そして操作も簡単!
そしてなんといっても「カリンバ」の魅力は、

オルゴールのような美しい〜その音色♪
曲が弾かなくても、鍵盤にふれて音をだすだけでも癒される音色。
そのカリンバの秘密とも言える鍵盤♪
美しい音を奏でる鍵盤について掘り下げてみます。
カリンバと鍵盤
カリンバは日常で、あまり目につく楽器ではないと思います。
しかし出会ってみると〜
いろいろな可能性を秘めた素敵な楽器です♪
まず最初に「カリンバ」と出会ってときのイメージは、

…値段が高そうな楽器!?

おもちゃみたい…すぐ壊れてしまうのでは?
などの疑問がわいてきたりもします。
実際に手にとって弾いてみると!
そんな疑問が吹き飛んでしまうほど、魅力いっぱいの楽器。
カリンバの種類は、お手頃価格からあるので〜本当におもちゃ感覚でも遊べます♪
お子様からシニアまで演奏できる楽しい楽器です♪

カリンバは2千円〜2万円以上まで価格はいろいろ

初心者は2千円〜5千円のカリンバが最適!
価格がお手頃・種類が豊富ということもあり〜
カリンバにハマってしまうと何台も欲しくなってしまう楽器です♪
それは、カリンバの特性でもある

それぞれに違う〜音の響き方や音色・弾き心地♪
・音が違うことで〜曲に合ったカリンバを探すことができる。
・弾き心地が違えば〜単音演奏に合うものと和音演奏に合うもの。
そこで関係してくるのが、カリンバの鍵盤です!
そのカリンバの魅力のひとつ〜美しい音色を奏でるのに大事な鍵盤。
・使われている素材
・鍵盤の本数
などの違いにより、カリンバの魅力の幅が広くなっていく楽器♪です。
その鍵盤の違いについて、いろいろ記していきます。
カリンバの鍵盤素材の違いとは?
鍵盤は、カリンバの音の基本となるもの。
鍵盤の素材として使われているものは、

一般的には〜金属製のものがほとんど!
竹製のものもありますが、
が、金属と比べて耐久性がなくても〜柔らかく温かみある音色です。
金属製の鍵盤に使われている一般的素材
・合金鋼
・ステンレス鋼
・アルミニウム
・鉄
特徴を表でまとめてみると、
素材 | 音色 | 耐久性 | 弾き心地 |
---|---|---|---|
合金鋼 | 明るくハリのある音 | 強い | 比較的硬め |
ステンレス鋼 | 明るく響く澄んだ音 (スチールパンのような) |
強い | 比較的硬め |
アルミニウム | 柔らかで温かみのある音 (アコーディオンやハーモニカのような) |
弱い | 柔らかめ |
鉄 | 明るく澄んだ音 (ピアノやギターのような) |
強い | 硬め |
※合金鋼やスレンレス鋼の場合、メーカーやカリンバにより、金属の配合が違うので、音色も違ってきます。
音色を決めるのは、鍵盤だけでなくボディといわれる木の素材にも関係しますが…
鍵盤は、ダイレクトに演奏するときの基盤となります。
そして、弾き心地という大事なことも決めてしまう鍵盤の素材!
好みのカリンバを手にする前に、鍵盤素材の特徴も参考にしてください。
カリンバの鍵盤本数について
カリンバの鍵盤は、本数により演奏できる曲がどんどん幅広くなっていきます。
特に〜鍵盤数29キーからのカリンバは半音も弾けるようになります。
半音とは、ピアノでいうと黒鍵盤の部分。
半音が弾ければJ-popを弾くことも、難しい曲を弾くことも〜
また曲にアレンジをつけるときにも楽しいです♪
ただ、デメリットもあり…
それは、
金属製の鍵盤の本数が多くなれば、カリンバ本体の重量も重くなる!
手に持って演奏するカリンバだからこその悩みですが、それ以上の楽しみをGETできるのも確かです。
本数は自由に選べますが、初心者は17キーからスタートが理想的。
なぜかというと、弾きやすさも〜本体の重さも丁度いい♪
自然にカリンバに慣れることができます。
17キーよりも少ない鍵盤本数のカリンバもありますが…
手のひらサイズの10キーや8キー・7キーカリンバは…演奏できる曲が限られるという難点が…あります。
鍵盤本数の種類
カリンバ
- 17キー
- 21キー
*カリンバの基本となるキー並びです。
クロマチックカリンバ
- 29キー
- 34キー
- 36キー
- 42キー
*ピアノでいうと黒鍵盤が弾けるカリンバ。
ミニカリンバ
- 10キー
- 8キー
- 7キー
*手の中におさまるほどの小さなカリンバ。

それぞれにそれぞれの魅力があります♪
カリンバの鍵盤・結び
オルゴールのような音色のカリンバ。
鍵盤もオルゴールでいう金属の爪の部分を手で弾いているイメージ♪
自分の手でオルゴールを弾いている気分になれる〜不思議な楽器。
ただ、クロマチックカリンバを弾くには…かなり上達しないと難しい面も…
それでもいつかは、豪華な音色を響かせてみたい!
そう思えるくらいの魅力あふれるカリンバです。